平成 16・17年度

教化活動委員会研修会「日本仏教の可能性」 (第35・36・37・38回)

講師 末木 文美士 氏

主 旨

 江戸時代以降の日本仏教の歴史をふまえ、明治維新、廃仏毀釈、第二次大戦前後の大きな歴史の転換期を通して、日本の近代化とともに、変質してきた日本仏教を見直し、これからの仏教のあり方について問題提起をして頂く予定です。

 

講師プロフィール

末木 文美士

略歴 一九四九年山梨県生まれ。
東京大学文学部卒、東京大学教授
仏教学、仏教思想

 

著書

「碧巌録」1992年6月(共訳 岩波文庫)
「日本仏教史」1996年8月(新潮社)
「仏教―言葉の思想史」1996年7月(岩波書店)
「鎌倉仏教形成論」1998年5月(法蔵館)
「碧巌録を読む」1998年7月(岩波セミナーブック)
「解体する言葉と世界―仏教からの挑戦」

 1998年10月(岩波書店)
「現代語訳 碧巌録」上・中・下 2003年3月(岩波書店)
「近代日本と仏教 近代日本の思想・再考」
「明治思想家論 近代日本の思想・再考」

 2004年6月12日(以上トランスビュー)

日程 / 詳細

第35回 「仏教の近代化とその問題点」
平成16年12月10日(金)

 

第36回 「死者とどう関わるか」
平成17年1月28(金)

 

第37回 「神仏再考」
平成17年2月21日(月)

 

第38回 「禅の可能性」
平成17年4月4日(月)

 

時間 

講義 13:30 − 15:00

 

質疑 15:15 − 16:00

※尚、都合により日程、演題をやむを得ず変更する場合がありますのでご了承下さい。

 

対象 第16回より僧侶・一般どなたでも結構です。

参加費 無料

場所 大本山相国寺会議室
又は、承天閣美術館2階大広間

申し込み

研修会は終了いたしました。

講義録を出版しました。

↓(2005.7.20 発刊)

「日本仏教の可能性」