堆朱花鳥文香合 (ついしゅかちょうもんこうごう)

明時代 高2.5 一辺6.6 鹿苑寺蔵

 

僅かに甲もりとなった四方香合で、側面にかけて尾の長い鳥を中心に花を二方に配した文様で、大胆な構図となっている。 黄地に朱と黒の漆を重ね塗り、丸味のある彫りも丁寧に施されており、四方形の香合の優作である。