足利義満像(あしかがよしみつぞう)

室町時代 82.0x63.0x45.0
木造 相国寺蔵

 

応永元年(1394)、将軍職を義持にゆずって出家しており、本像では禅僧と同じ法体(ホッタイ)で曲ろくに坐り禅定の印を結ぶ姿をとっている。
鹿苑寺に伝えられている二幅の足利義満像と共通して、眉を少し寄せ、遠くを見るような眼差しが印象的である。